アロマレッドの物語
第１話 アロマレッド開発会社に訪問
宇都宮市は、栃木県の県庁所在地で、関東平野の北部に位置し、
首都東京から約１０５ｋｍ北にある。
市内には鬼怒川や田川などの河川が流れ、
その河川が沖積平野という形で平野をつくった。
人口は５０万人を超え、栃木県のみならず、
北関東３県で（茨城県・栃木県・群馬県）最大の都市である。
宇都宮は、蝦夷平定のためこの地に足を踏み入れた
豊城入彦命が開祖といわれており、この地神として祀った
宇都宮二荒山神社の門前町として栄えた。
「宇都宮」という都市名は、この地に祭った神、
「宇津宮大明神（宇都宮大明神）」に由来するというのが一般的だが
「討つの宮」など諸説もある。
最近では、餃子の街として知られ、２０１０年まで１５年連続で
購入額日本一を誇っていた宇都宮市。
しかし震災後の２０１１年から２年連続でライバルの浜松市に
購入額１位の座を奪われていたが、街を挙げての"奪還運動"を展開。
こうした努力が実ってか、２０１３年の購入額は４，９１９円と、
浜松市の４，１５５円を上回る結果になった。
東京駅から新幹線のやまびこで約５０分。
アロマレッドの生まれた郷、宇都宮に到着。
宇都宮駅には、株式会社トーホクの阿久津取締役が
わざわざ迎えに来てくれた。
ホームページでよく見させていただいていますなど、
色々と当社のこともご存じの様子に恐縮。
株式会社トーホクはいわゆる「種」を販売する会社で、
新品種のアロマレッドを開発した会社である。
宇都宮から車で３０分で、株式会社トーホクの実験施設に到着、
記録用のＤＶＤを許可を願いでたが、
建物、設備、人物などは極秘扱いということで、許可がでなかった。
種の業界では、情報の流出が致命的になるという説明であった。
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