美味しい『桃」ならいいですか?
Posted at 08/07/24 PermaLink» Comment(0)»
「ザ!鉄腕!DASH!!」というTV番組がありますが
日本全国一周にチャレジしている。「ソーラーカー」を
開発されたのが、山本悌二郎さんという92歳の研究者
さんなのだそうです。
ソーラーエネルギーで地球を救えをテーマに生涯現役を
つらぬく研究者さんです。
世界中に降り注ぐ太陽エネルギーを100%運用できれば
世界中で1年間に使われているエネルギーは、わずか・・
1時間で賄えるそうなのです。
そんな山本さんを支えている考え方は・・・
「できない」って絶対に言わない。ちょっとひっくりかえ
してみればできちゃうことが多いんだということだそうです。
「考え方」次第で、
出来たり・・出来なかったり
怒ったり・・笑ったり
右へいったり・・左へいったり
「考え方」が生きる基本。
「考え方」が会社運営の基本。
「考え方」が栽培の基本。
考え方って、本当に大切だなっと、
最近よく思いますね~~。
禅問答のようなお話しで恐縮でございます。
さて、今日の本題。
テーマは「◆桃は美味しければいいのか?」でございます。
昨日、岐阜にある桃園に取材にいってきました。
この桃園は、「考え方」が「すばらしい桃」を作るいう
「ちょっと変った桃園なのです。」
真っ青な青空の下
たわわに稔った・・・大きな赤い桃の実が
ゆっくりと、風にゆれている風景を見て
僕は「これだ!」と思いましたね~~
いい農園て「畑にはいると気持良くなるのです。」
実際に試してもらえるとわかりやすいのですが・・
いい畑って、いるだけで・・気分がいい~~♪
僕が「実際の畑を取材する理由」がここにあるのかも
しれません。
実際に桃づくりをされている、金子さんに
桃のだんだん畑を歩きながら、説明をしてもらいました。
◆桃にとって、人間にとってすばらしい栽培方法。
◆次の世代につなげる仕事。
この2つのキーワードがこの農園モットーだそうです。
1、有機肥料による健康な土づくり
草が好きなのは窒素成分
木が好きな成分はリン酸・カリ
冬場に有機肥料として堆肥を桃を中心にドーナツ型に投入
します。
投入の肥料は・・・・
完熟堆肥(牛糞と鶏糞の混合)
EM菌ぼかし(魚粉・菜種かす・米ぬか・黒蜜・焼酎)
EM菌ぼかしを同時に投入することで、善玉菌が暮らしやす
い環境を作ります。
このことにより有害なガスが少なくなり、土の中ではミミズが
多く繁殖して、酸素を十分に含んだ団粒構造に富む、活性の
高い「健康な土」ができるのです。
こんな土が桃が大好きなのだそうです。
有機肥料のぼかし堆肥には、窒素・リン酸・カリがバランス
よく配合されていますが、木(特に果樹)は、窒素成分が多い
と木や葉ばかりが大きく成長してしまい。肝心な実がつかなく
なってしまいます。
そこで、イタリアングラスという(草)の種を蒔き、その草に
窒素成分を吸わせることで、残ったリン酸やカリを桃の木が、
喜んですえる状態を作ります。・・・これが草生栽培です。
だから・・美味しい、大きな実をたわわに稔らせるのです。
2、安全・安心な減農薬栽培の実現
除草剤をまかずに、草刈をすることで草を抑える。
ある種の栽培では、除草剤をまくことで草を抑えますが、除草
剤は毒性の強いものが多く、折角の果実に苦味が出たりします。
この桃園では、除草剤を使用しないで、全て刈り込むことで除
草をしています。
フェロモンによる害虫の繁殖の抑制
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
交信撹乱剤といいます。
スカンバコンやコンヒューザーと呼ばれる、害虫のメスのフェロ
モンを発生させる紐状のものを、桃の木の枝に数本からませて
おくことで、害虫のオスは、この紐のフェロモンにひかれて
集まり、メスと交尾ができなくなってしまいます。
このことによって、無理のないよにうに害虫の世代ごとのつながり
を弱めて害虫対策としています。
手間をかけて袋をかぶせる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3万個の実に1個1個に袋をかぶせて、農薬散布回数を抑えるよ
うにします。1個の桃に白袋と茶袋の2枚をかぶせます。
高所や不安定な桃もあり・・そうとうな手間がかかります。
防蛾灯を設置することで成虫の襲来をなるべく抑えるように工夫を
しています。
こんなとても手間のかかる対策を行って「減農薬の栽培」を
行っているのです。
防除暦は以下のようになっています。
( )内は使用目的
2種類の農薬を混ぜて1回の散布をした場合も散布回数が2回で
カウントされます。
ICボルドー412(せん孔細菌病)
石灰硫黄合剤(うどんこ病)
バイコラール水和剤(うどんこ病)
アーデント水和剤(カメムシ)
アドマイヤー水和剤(モモハモグリガ)
デランKフロアブルタントツ水和剤(ナシヒメシンクイ)
オーシャイン水和剤(黒星病)
アーデント水和剤(灰星病)
スミチオン水和剤(モモハモグリガ)
トップジンM水和剤(ホモプシス腐敗病)
ICボルドー412(せん孔細菌病)
以上11回
11回も農薬を使っているの~~と思いますか?
11回しか使っていないと思っていますか?
岐阜県の桃栽培の慣行栽培の農薬散布回数は
28回
特別栽培農産物農薬散布回数の基準が
14回
今回ご紹介の桃園の農薬散布回数は
11回です。
◆簡単なお話し・・
通常は桃に28回前後の農薬を散布してなるべくきれいな
桃を出荷しようとしていますが、この農園の場合、
様々な努力をして11回まで農薬散布回数を減らしていると
いうことです。
※ご参考にお願いします。
岐阜県の慣行栽培(通常栽培)と特別栽培農産物の
農薬散布回数の基準10a(アール)=300坪当たりの
化学肥料(窒素換算kg)です。
化学合成農薬 化学肥料10a
もも 慣行 28 回 15.0kg
特栽 14回 7.5kg
◆お味見
まだ時期が早いので、
ちょっとお上品(薄味)の赤宝(せきほう)という桃を
いただきました。
・・・・・・・・!
お味は「秘密」です。
◆余談
そろそろ収穫の最盛期を迎えますが
2人1組で桃の収穫をしていきます。
一人が桃を切り、もう一人は下で受取り重ならないように
コンテナにそっと入れます。
なるべく桃が当たらないように・・・
7月後半より・・濃厚なお味の「あかつき」が出荷に
なります。
「あかつき」の出荷は最大で300箱までです。
◆追伸
ヤマト運輸さんの希望で
「桃」を大切にお届けするために・・2段重ねが出来ない
そうなので・・・
裏木曽山中に「凄いトマト」を見つけた。
Posted at 08/07/23 PermaLink» Comment(0)»
ただ甘いトマトじゃありませんでした。
トマトを食べると・・・
「甘くて美味しい~~~♪」というような、コメントが
最近は当たり前ですね。
僕は「意義有り」なのです。
本当のトマトは、まず酸味があって、甘みがあって美味しいのだと
思っているので「酸味があるか?」がトマトの良し悪しを見る
ポイントだと思っています。
そのとおりだと思うよ「トマトのプロ寺田氏も同意。」
その寺田氏より、「岐阜に美味いトマトがあるけど、どう?」との
お誘いを受けて取材をしてきました。
裏木曽街道という道があるのを僕は知らなかった。
中央高速の中津川インターをおり、裏木曽街道をどんどん・・
三つの尾根を越えたところにそのハウスはあった。
美味しいて「凄いことだな~~」と思った。
Posted at 08/05/30 PermaLink» Comment(0)»
ピカイチ野菜くんのひげ社長こと國末です。
どうしても・・「黙ってられないっ!」情報が入った
ので、長い沈黙を破って久しぶりのメールです。
題して「面白い人、見つけた」
昨日、磐田の面白い「トマト農家さん」がいるという
ことなので・・・行って来ました。
残念ながら・・このトマト・売り切れ状態なので、
「当社で販売することはできないかも知れません。」
本当におもしろい生産者さんでした。
ある意味感動しましたね~
鈴木さんといいますが・・
この方の「トマトのハウスに入りますと」
ヒョロヒョロのトマトが、ハウスの上部から吊るされて
いて、収穫の終わった下部は、ツルのように、地面に
這っているのです。
トマトの樹というより、ツルという感じが正直なところ
です。
「なんで・・トマトがツルなんだろう~~~?」
とりあえず、少し赤みのついているトマトを1個もいで
食べてみる。
「甘~~~~~~~~~~~い~~~~~~」
これは、只者じゃありません。
しかも、「すっぱい~~」
「濃厚」て言葉が一番あっていると思います。
「ちょっと、ハート形の形状」
「縦縞の入った果皮」
「みたことがない品種」
「えっ、夢のトマトっていうのですか?」
「自家品種」ですか?
「成るほど~~~」
「黒いトマト」
「白いトマト」
イギリスの皇室ご用達のトマトだそうです。
「緑のトマト」
「黄色いトマト」
おもしろい~~~~~!
永田農法ってご存知の方もいらっしゃると思います。
一時、某有名・洋服屋さんが、野菜の販売を
手がけていましたが・・ユ○○ロさんですね。
この農法、徹底的に枯らすといいますか?
肥料も水も殆どあげない農法なのです。
もともとトマトは、アンデス山脈が原産とか?
石ころゴロゴロの枯れた大地に、生息していた野草の
一種なので、「今時のトマトのように、ジューシーでは
なかったのです。「カリッとした食感」口に広がる
青臭い酸味と甘み・・これが、原種の味
そこで、アンデスの大地を人工的に作ってしまうように、
ギリギリまで水を切る・・肥料をやらない・・
そうすると、普通のトマトの種も、原種のような風味を
もつようになるのです。
乱暴にいいますと↑こんな感じが「昔読んだ永田農法」
だったように思います。
でも・・さすがにこんな農法をやっていると・・
「収穫が激減してしますのです。」
たわわに稔る。ずっしりと、瑞々しいトマトになるはずが・・
ポツンポツンと、本当に小さいトマトが、気まぐれに稔る
ようになってしまって・・
価格が2倍でも、収穫が50%減になってしまったりして
「喰ってけない~~~」というわけです。
そこで、近代農法の登場になるわけですが・・
コンピューター制御で、トマトに肥料を薄く溶かしたお水を
「ポタン・・・ポタン」と制御するわけです。
大げさにいうと、ロボットですね。
でも、初期投資がとんでもない額になったりして・・・
「資金が回収できないっ!」と、こうなるわけです。
そんなわけで、昔ながらの土耕(土で栽培する)で作る
「永田農法のトマト」は非常に貴重なのです。
こんなことなので・・
よっぽど思いが強くないと「できないな~~」
と思うのです。
美味しいって・・・・「凄いな~~~~」
追伸
社長さんここの土掘ってごらん!といわれて、
なにげなく、「ちょいちょいって、手で土をどけてみると」
ゴルフボールを一回り大きくしたような・・・「幼虫」が
ごろごろと7~8匹出てきた。
「カブトムシの幼虫?ですか」
でかいな~~~
河川敷の草を積んで、土に戻るのを時間をかけて待っていると
勝手にカブトムシがくるみたい!
なんだか、凄いものを見た感動が残りました。
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