ファスティングとは?

「ファスティング(fasting)」は直訳すると「断食」となります。
しかし今ブームになっている「ファスティング」は本来の「断食」とは少し違う意味合いで使われています。

現在は・・・
◆断食
古来宗教的な儀式や修行の一環などで行われてきて、健康のために1日から数日に渡り一切食べ物を摂らずに水のみで生活すること。

◆ファスティング
美容やダイエット、健康の為に一定期間固形物を摂取せず、栄養や酵素などを取り入れながら、働き続けている胃腸などの消化器官を休ませること。

直訳すると意味は一緒ですが、現在は上記のような意味合いとなっております。
ファスティングは、気軽に取り入れやすいということで、実践する人が増えてきました。


ファスティングの効果は?

ファスティングの目的は、働き続けている胃腸などの消化器官を休ませることです。
食品添加物や化学物質などのを摂取していると、消化器官に不安をかけていて疲れてきます。
休ませることで、排泄が活発になり、デトックス(体内に溜まった毒物を排出)され、リセットされた状態になります。

このような方にオススメ
・無理なダイエットでリバウンドしてしまった方
・健康に気を付けたい方
・美容に気を付けたい方


ファスティングの方法は?

一般的にやられている方法は、大きく分けて2種類あります。

 1.ジュースクレンズ 
ジュースクレンズとは、食事の代わりに新鮮な野菜や果物を使用したジュースを摂る方法。
保存料や添加物などが入った野菜ジュースではなく、コールドプレスジュースと呼ばれる、スロージューサー(コールドプレスジューサー)などを使い、低速で熱を極力加えずに圧縮したジュースを飲んで行います。

 2.発酵(酵素・酵母)ドリンクを飲む 
発酵(酵素・酵母)ドリンクを、食事の代わりに飲んでいき、野菜・果物・野草などの植物発酵エキスを取り入れる方法。
添加物が入っているものは避けて、水と発酵ドリンクを飲んで行います。


ファスティングのやり方は?

ファスティングには様々なやり方が存在します。
こちらに記載するのはあくまでも一例です。普段の食生活などによって異なります。病院に通っている方は、主治医の指示に従ってください。

◆半日ファスティング(ハーフデイファスティング)
1日食べないのに自信がない方は1日3食の内、1食 or 2食の食事をを摂らない。

◆週末ファスティング(ウィークエンドファスティング)
平日は普通に食事を摂り、金曜日は準備食、土曜日は固形物は食べずにジュースクレンズ酵素ドリンクや酵母ドリンクを飲んで過ごし、日曜日は回復食。 ※準備食、回復食は下記に記載

◆数日ファスティング
3日間以上ファスティングをやる場合、「準備期」「ファスティング期」「回復期」を設けます。例えば3日間やる場合、3日前から準備食、ファスティング期間の3日間はカフェインや固形物は食べず、ジュースクレンズ酵素ドリンクや酵母ドリンクを飲んで過ごし、ファスティング期間後3日間は回復食。



準備食と回復食って何?
 ◆準備食 
準備食とはいわばファスティングをやる前のウォーミングアップのようなものです。
急にファスティングをやってしまうと、様々な症状が出やすくなったり効果が出にくくなる為、準備食でウォーミングアップを行います。
豆類や野菜・きのこやお米などを食べていき、前日には固形物を避けて「おかゆに+具なし味噌汁」などで準備していきます。
この期間から無添加のコールドプレスジュースなど飲んでいくのもいいかもしれません。

準備食で避けたいものは・・・
・肉や魚などの動物性食品
・乳製品
・ハムやウインナーなどの加工食品
・コーヒーやお茶などのカフェイン
・パンなどの小麦製品
・砂糖
・アルコールやタバコなどの嗜好品

 ◆回復食 
ファスティング後は吸収能力が高くなっており、成功させるためにはこの期間に何を食べるか回復食が大切となります。
出来ればファスティング期間と同じ期間回復期を設けます。

基本的に『ま・ご・わ・や・さ・し・い』食材を選びます。
 ま:豆類(大豆、納豆、豆腐、味噌など)
 ご:ゴマ(くるみや亜麻仁なども)
 わ:ワカメ(昆布やもずくなどの海藻類も)
 や:野菜(果物も)
 さ:魚(※ファスティング後すぐは控えた方がよい)
 し:シイタケ(シイタケなどのキノコ類)
 い:いも(いも類や穀物類)

また、積極的摂っていきたいものは消化器官の働きを補助の役割をしてくれる食物繊維と発酵食品です。
回復食で避けたいものは準備食と同じですが、ファスティングが終わって解放されたといって「辛い料理」「ラーメン」「ジャンクフード」「コンビニ弁当」「カップ麺」「お菓子」などを食べるのは避けて下さい。




ファスティングはきちんと理解すれば安全に行うことができます。
絶対に失敗したくない方は、専門の施設に行ったり、専門のトレーナーさんと一緒にやるのがいいかと思います。

ファスティングを取り入れた生活を楽しんでみてください♪









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